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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

日米首脳会談、市橋逮捕・・・海外のメディアは

海外メディアは鳩山首相との会談についてあまり大きく伝えていませんねえ。
 今日の日経新聞では、海外メディアが日米首脳会談をこぞって報道・・・みたいなことが書いてありましたが、私はまったくそうおもいません。

 下記記事の見出しにあるように、仮に日米首脳会談を取り上げたとしても、「アジアツアー」の最初の国だから報道した、というニュアンスが強いです。
 
 Barack Obama arrives in Japan on first leg of Asian tour

 それよりも大きく取り上げられているのは、悲しいことにリンゼイ・アン・ホーカーさんの事件で、市橋が逮捕されたというニュースですね。
 telegraphは英国のメディアですが、かなり詳細に同事件の経緯を書いています。

 Lindsay Ann Hawker murder: Tatsuya Ichihashi refusing to eat

 ご丁寧に整形前と整形後の写真の比較まで掲載されていますね。
 http://www.telegraph.co.uk/news/picturegalleries/worldnews/6539049/Lindsay-Ann-Hawker-murder-Tatsuya-Ichihashi-arrested-in-Japan-despite-plastic-surgery.html

 私自身、この事件に関して、意外に海外メディアが執拗に報道し、中には、日本人に対する偏見を助長するような記事を平気で書くメディアもあったものですから、この事件は、二重の意味で良くないことだな、とおもっていました。
 海外から見れば、日本人も韓国人も中国人もあまり変わらないんで、一緒くたにされることも多いので、偏見の部分の多くが事実と異なることが多いのですが、「日本の男は特異な性癖があって、女性に乱暴を振るうことがあるので、危険だ」などと言われることも、今でもままあります。

 ただ、以下のような記事が出てくるのは、心強く感じます。

 Japanese men are no 'peril'

 英国のguardian紙です。なお、見出しの「peril」というのは、危険、という意味で、safeの反対語です。

 Western coverage of the murder of Lindsay Hawker has peddled an ugly strand of uninformed stereotyping.

 要は、リンゼイ・ホーカーさんの殺害に関する報道は、日本人に対する理解のない人たちのステレオタイプに基づいて、偏見を助長してはいませんか、というお話です。

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  1. 2009/11/14(土) 11:27:42|
  2. 社会
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鳩山首相「聖域なき見直し」は小泉元首相の言葉

事業仕分けに先立って、鳩山首相は「聖域なき見直し」という言葉を使っていた。

 これは、明らかに小泉元首相のパクリである。

 小泉政権時代に作られた以下のページを見ていただきたい。

 自民党ホームページ(クローズアップ あなたの生活こうなります)
 http://www.jimin.jp/jimin/closeup/2011/closeup.html

 その中に、<聖域なく見直しを行う 予算の編成>とある。

 鳩山首相が使った言葉とまるで同じである。
 また、実際の事業仕分けの過程でも、「事業を民営化すれば採算が取れる」旨を述べる民主党議員がいたのも気になった。

 こういうのを見ると、やっぱり鳩山内閣は小泉内閣とやっていることが似ているなあ、と感じるのは私だけだろうか。

 民主党政権は「小泉構造改革路線の否定」でここまで上り詰めたところがあるが、今のところ、やろうとしていることは小泉政権と同じだ。

 そこで、民主党政権が仮に違いを際立たせようとするならば、経済や雇用の分野で独自の政策を打ち出すことが必要になるだろう。

 しかし、長妻厚労相からは、雇用政策など具体的な提案が聞こえてはこない。もちろん一部週刊誌の報道によれば、官僚の悪質なボイコットによって、長妻大臣の負担が必要以上に重くなっているのは分かるが、独自の政策を提案するだけの準備があるのだろうか。
 長妻大臣は年金のエキスパートであることは間違いないようだが、一部報道では「その他の分野は素人」などという評するものもあるから、不安が募る(また、民主党は労組を支持母体とするので、新規雇用を創出するよりも、既にある雇用を守ることに比重が置かれた政策を出してきそうだ。)。 

 もっとも、野党に落ちた自民党がだらしないので、民主党政権を根底から揺れ動かす致命的な問題はまだ見あたらない(鳩山首相の巨額の資産報告漏れは"痛いレベル"に達してはいるが・・・)。

 しかし、日本とは不思議な国で、政権がやや反米に傾くと、なぜか政権に致命的な不祥事が見つかって、政権が倒れてしまうことが間々ある。
 鳩山内閣は物事を慎重に、かつ、したたかに進めていって欲しいものだ。

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  1. 2009/11/12(木) 16:24:49|
  2. 政治
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日中韓共通教科書:「国民の生活第一」の実現にとって必要も実益も何一つない

日中韓共通教科書:「国民の生活第一」の実現にとって必要も実益も何一つない

 韓国の中央日報が以下のような記事を配信している。

 日本外相「韓日中共通教科書が理想的」
 http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=121308&servcode=A00&sectcode=A00

岡田克也日本外相が韓日中3カ国の教科書問題と関連し、「韓国・日本・中国共通の教科書を作るのが最も理想的」と述べた。[…]
岡田外相は歴史問題をめぐり韓日中間で葛藤が生じることに関し、「(日本の侵略戦争について謝罪した1995年の)村山談話にもかかわらず、一部納得していない人たちがいるのは事実。いまや言葉よりも行動をする時」と主張した。
岡田外相は「韓日中共通の歴史教科書を作るのが理想的だが、そこまでいく第一歩として歴史に対する共同研究を実施することが重要だ」と述べた。

 鳩山内閣はどこへ向かおうとしているのだろうか。
 わたしは岡田外相が戦略的意図をもって<共通歴史教科書>を策定しようと言っているとは到底思えない。共通歴史教科書の作成を口にする動機は、中韓に対する親近感だけなのだろう。

 鳩山首相も文字通りの<友愛>で突っ走る。そこにあるのはstrategy(戦略)ではない。そこから感じられるのは、鳩山首相の人柄の良さに過ぎない(汗)。

 鳩山首相「韓国の文化が大好き」 首脳会談後の記者会見で
 http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20091009AT3S0901309102009.html

 「韓国の皆さんと文化が大好きだ」。鳩山由紀夫首相は9日の日韓首脳会談後の記者会見の冒頭、韓国への親近感を強調した。「ほとんどの日本国民は同じ気持ちを共有している」とも付け加えた。
 首相は「近くて近い国にしようという思いを共有できたことは素晴らしいし、うれしいことだ」と表明。李明博(イ・ミョンバク)大統領も柔らかな空気作りに努め、2人の信頼関係が構築できたかと問われると「できたと思っている。鳩山首相がどう思っているかわかりませんが」と冗談交じりに語った。

 別に韓国と仲良くするな、と言うわけではない。だが、鳩山首相は暢気と言うか、脳天気というか、どうも現実を見ていないような気がする。なにせオバマ大統領とたった30分しか会談していないのにもかかわらず、<信頼関係の絆(きずな)ができた>などと満足げに言えちゃうくらいなのだから。

 共通の教科書作成が外交カードとなりうる要素は認められない。というか、日中韓の歴史認識問題について、外交上のpriority(優位性)が基本的に日本にはないことに気づかなければならない。ちょっと乱暴な言い方をするが、歴史認識問題については、日本が中韓の相手をすることそれじたいが無駄であって、日本にとって何一つとして利にはならないのである。

 仮に、それらの原則論を度外視(どがいし)したとしても、共通教科書を作成するメリットはどこにあるのだろう。私には見いだせない。

 平成14(2002)年に、菅直人幹事長(当時)が中国にある『南京大虐殺遭難同胞記念館』を訪問し、生存者代表に会って謝罪したように、民主党の議員は歴史認識問題に熱心なかたが多い。
 日中韓で共通の歴史認識を構築することが、日本の東アジアにおける外交上のpresence(存在感)を高めると信じているようだ

次回更新:10/18

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  1. 2009/10/11(日) 13:37:23|
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マードック:何のために日本にやってきたのか

マードック:何のために日本にやってきたのか

 以前、「世界のメディア王」と言われるルパート・マードック=ニューズ・コーポレーション会長=の動向は、国際情勢を見る上で極めて参考になる、と申したことがあったと思う。

 最近の例では、北京五輪だ。日本の志あるかたがたがチベットの人権に関心を寄せられ、北京五輪開催に抗議の意思を示してくださったのは記憶に新しいが、私はチベットを支持しながらも、北京五輪開催の方向性は変わらない、と述べた。
 その証拠に、聖火リレー後は、不思議なことに、欧米メディアは北京五輪とチベット情勢をリンクさせるような報道をしなくなった。

 なぜ、私がそのように考えたか。
 マードック氏が自身のニュースメディアを使って、露骨に北京を強力にバックアップしたからだ。

 一人の老人にそんなことができるか、という人も多いかも知れない。
 だが、世界中のマスメディアをその支配下に置いているマードック氏の影響力は米国大統領と同等、いや、それ以上と言っても過言でない。

 あらかじめ言っておくが、私はユダヤ陰謀論に与するものではないマードック氏がユダヤ系だからといって、決めつけで物を言うつもりはない。

 マードック氏の影響力については、映画評論家の町山智浩さんのblogが簡潔によくまとめられていて参考になる。少しばかり引用させていただきたい。

 戦争煽動を認めたメディア王ルパート・マードック
 http://d.hatena.ne.jp/TomoMachi/20090621

 マードックがFOXニュースを使って国民にブッシュ政権を支持させ、イラク戦争を煽動したことは陰謀論でも何でもなく、マードック本人が認めた事実です。[…]
 アニメ「ザ・シンプソンズ」ではマードックのコネを使ってイギリスのブレア首相(当時)に本人の声をアテさせ、ブレアへの影響力を示しただけではなく、マードック自身が自分の声をアテて「私がメディアの世界支配を企むマードックじゃー」というセリフを言っています。
 「007トゥモロー・ネバー・ダイ」の悪役は、中国に衛星テレビで進出するために中国と英国の間に戦争を起こさせて、それを中継しようとするメディア王ですが、あれはマードックがモデル。
 実際にブレアとブッシュにイラク戦争を起こさせて、それを中継することでFOXニュースはCNNを抜いて視聴率ナンバーワンの座を奪うことができた。
 ブッシュ政権に都合のいいニュースしか流さなかったように、現在は中国政府に都合のいいニュース以外は流さないことで、世界最大の市場中国のテレビを支配しようとしている。[…]
 つまり勝ちそうな方、権力を握りそうな方に、左右を問わずに近寄って自分の懐に抱え込もうとするのだ。[…]
 だからマードックは単なるメディア王ではなく、世界の政治を実際に操る男の一人なのだ。

 町山さんのblogではイラク戦争の例が挙げられているが、マードック氏は、先の米国大統領選挙でもその強大な力を使って結果を左右動かそうとした
 実際、大統領選直前の米国オバマ礼賛報道は常軌を逸するものだった。今さらNewsweekなどは「オバマを礼賛したマスコミはナンチャラ~」と言い始めているが、「オバマ大統領」はマスメディアに担がれたのは否定できない事実だ。

 「世界のメディア王」マードック氏ははじめはヒラリー・クリントンを支持していた。

 しかし、面白いことに、選挙情勢がハッキリしてくると、マードック氏は、オバマ氏を支持。これまでオバマ氏を「チンパンジー」などと差別してきた人間が、「彼は大統領になるだろう」との予言をしてみせたのだ。
 私はそれを聞いて、「ああ、オバマが大統領になるのだな」と確信した。
 やはりマードック氏がオバマ支持を表明してから、FOXなどマードック氏の息のかかったメディアはもはやオバマ氏を批判しなくなった。マードック自身も、これまで自分がやってきたオバマ氏への痛烈な人種差別発言などを陳謝、オバマ大統領誕生まで惜しみないバックアップをすることを約束した(現に、マードックの娘がオバマ氏のために選挙資金集めを目的とするイベントを開催するなどして、資金的にオバマ陣営を支えたのであった。)。
 参考:http://thecaucus.blogs.nytimes.com/2008/04/01/murdochs-daughter-hosts-obama-fund-raiser/

 そのマードック氏が今月5日に日本を訪れたのをご存じだろうか。
 ちょっとエントリが長くなってしまったので、続きは後日書くが、マードックは意外な人と会談を行っている。

 ところで、マードック氏に関して述べたblogは日本でも有力なものがいくつかあるが、その多くがいわゆるユダヤ陰謀論だ。
 だが、私はそれには与したくはない。ほとんどが明確なソースなく書かれているからだ。
 ただし、マードック氏への警戒は怠らないようにしておきたい。個人的に、マードック氏は自分のメディアを使って、米国と中国の架橋を行おうとしているのではないか、と考えている。

 今年は何度「Japan Passing」との言葉を聞くことになるのだろう。。

* 次回更新 10/11今日もう一本上げます。

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  1. 2009/10/11(日) 01:01:13|
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崩壊したかのようにイデオロギーも未だに人の目を欺き続けている

○崩壊したかのようにイデオロギーも未だに人の目を欺き続けている

 今日はお家でゆっくり晩酌です(うふふ)。
 小難しいタイトルを付けましたけれど、お気楽に読んでくださいね。

 ー ー ー

 先日、ある人から「しんぶん赤旗」の日曜版を見せていただいた。
 一面には、左側には日本共産党の志位委員長の写真、右側にはオバマ米大統領の写真が同じくらいの大きさで掲載されていた。
 ちょっと前までは「米国帝国主義」と批判していた彼らも変わったものだ。「反米」から「オバマ大統領マンセー」への変わり身はいったいどういうわけなんだろうか。

 最近、こういう人が増えているんじゃないだろうか。「日本は米国の属国だー」と意気盛んに言っていた反米主義者が、オバマ大統領の「プラハ演説」で「核兵器のない世界」に言及したとたん、「日本は米国に追従せよ」なんだから、困ったものだ。

 反米主義者に限らず、オバマ大統領の提唱した「核兵器のない世界」に魅了されてしまった日本国民も多いだろう。「いよいよ核兵器のない世界が来るんだ!」と期待を寄せるブロガーもいるようだ(オバマ大統領は自分で「私が生きている間には(核兵器のない世界の実現は)無理だろう」と言っているけど・・・笑)。

 そういえば、産経新聞にもこんな記事が掲載されていた。

 創価学会の池田名誉会長が「核兵器のない世界実現を」と提言
 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090907/stt0909071810009-n1.htm

 創価学会の池田大作名誉会長は7日、「核なき世界」を提唱したオバマ米大統領のプラハ演説を受け、日本が先頭に立って核兵器のない世界の実現を目指すとする「核廃絶提言」を発表した。
 提言は核軍縮、核拡散防止、核兵器に依存しない安全保障への移行などが重要と指摘。「被爆国の日本が核武装の検討をすることは許されない」と訴え、今後も非核三原則を堅持するよう求めた。日米が協力し、北朝鮮の核問題を含む、北東アジアの平和構築に臨むべきだと呼び掛けている。

 もう「核兵器のない世界」と書けば、なんでもいいのかね(ならば、「宗教法人"核兵器のない世界創造教"」でも作ろうかしら・笑)。

 だが、こういうときこそ冷静に、そして、フェアな姿勢で物事を見つめてほしい。

 もしオバマ大統領が本当に「核兵器のない世界」を目指しているのならば、なぜ、彼は、老朽化する核兵器製造施設を最新型にしようとしたり、新たな核弾頭開発のための資金提供を提案しようとしているのだろうか。

 あるブログでは「軍縮・平和のオバマ大統領」などと書かれていたが、とんでもない話だ。

 もしそうであるのならば、オバマ大統領が、アフガニスタンのカルザイ大統領のおこなった悪質な選挙違反を見逃し、民衆を貧困のどん底に陥れる代わりに、一部の軍閥への利益誘導をはかる愚策を無視するようなことはしていなかっただろうに。

 日本共産党委員長が米国の大統領とニコニコ握手をしている時代は、一見すると保革対立はおろかイデオロギーの対立が崩壊したかのように見える。
 だが、我が国は、広い意味での「戦後」というイデオロギーを引きずり続けているのが現実のようだ。

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  1. 2009/10/02(金) 21:10:01|
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