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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

[参院選] 参議院議員の任期は6年、それだけに有権者の熟慮が求められる

本当は派遣村のことについて書こうとおもったのですが、ちょっと悲しくなってきたので、やめにして、今日は、今年7月にある参院選について、だらだらと書いてみたいと思います。

 昨日、各社の世論調査が発表され、鳩山内閣の支持率はほぼ横ばいないしは微増、各社50pc前後という水準をキープしています。

 鳩山首相に対する指導力の欠如への批判は依然として強いものの、首相自身の偽装献金問題もまずは一段落したことが大きく影響したのではないか、とおもっています。
 ただ、当初の高い支持率も今では50pcまで落ちていますから、下落幅としては、前政権に近く、支持が増えているわけではない、ということは留意しておくべきでしょう。

 しかし、それ以上に深刻なのは、自民党です。
 政権交代後、政党別支持率は、民主党の半分に及ばず、とうとう共同通信の調査では17pcにまで落ち込んでいます。谷垣総裁が目立たないこと、山崎拓氏の公認問題で迅速な決断ができなかったこと、離党議員が続出していることなどが影響しているのかもしれません。

 ことに参院選の公認問題は、谷垣総裁がもたもたしていると、自民党の支持率をさらに下落させるおそれがありそうです。
 
 1月8日になってようやく、参院選比例代表からの出馬を希望していた山崎拓氏と保岡興治氏の公認拒否が決定。
 

<国民新党の亀井静香代表(金融・郵政改革担当相)は8日の会見で、自民党の山崎拓前副総裁が7月の参院選で国民新党から出馬する可能性について問われ、「拓さんから聞いていない。もし、というなら、純ちゃん(小泉純一郎元首相)が国民新党に、という質問も成り立つ話。今の時点では無茶な質問」と言葉を濁したが、否定はしなかった。>

・・・などと、山崎拓氏の処遇がこれから注目されるところではありますが、自民党の公認問題はこの二人にとどまりません。

 同じく70歳を超える高齢として「党の若返りに逆行する」として公認の是非が議論されているのは、青木幹雄氏(75歳!)、片山虎之助氏(74歳!)です。

 ネット上では、間違った主張が多いのですが、ここで参議院議員に関する基礎的知識を確認しておきましょう。

 参議院の特色として、衆議院と決定的に異なるのは、(1)任期と(2)解散の有無です。

 衆議院は4年ですけれども、参議院は6年。衆議院には解散があるのに対して、参議院は解散がありません。
 つまり、参議院議員として一度当選すれば、原則として6年間は議員であり続けるわけです。

 年齢で人を差別するわけではありませんが、仮に青木氏や片山氏が今年の参院選に出馬し当選したとすれば、お二人が任期を終えるそのときには、青木氏は81歳、片山氏は80歳とさらにご高齢になってしまいます。
 80歳が国会議員をやるな、などと言うつもりはありませんけれども、「党再生」を目指す自民党が、いつまでも彼らに頼り続ける姿を国民に晒し続けることが、果たして自民党にとってプラスかどうかと言われれば疑問です。

 もちろん、そのような意見とことなり、「6年間、解散なし」という参議院には、ある程度ベテラン議員がいたほうがいいのではないか、という意見も説得的かも知れません。
 高齢とはいえ、一般に若手議員よりはブレにくい議員が6年間、腰を据えて参議院議員として振る舞っていただく。若手議員が国会のイロハも分からないまま、6年間、公費を食い潰すよりは、この国にとって有益である、と考えることも可能でしょう。

 ここらへんは、有権者が考えるべき論点の一つだと思いますが、みなさんはどのようにお考えになりますでしょうか。

 繰り返し申しますが、参議院は、衆議院のように解散制度がありませんから、一度当選した議員は6年間国会議員として振る舞うことになります。衆議院のように、解散すれば良い、内閣不信任案を突きつけて内閣総辞職に追い込めばいい、などということにはなりません。

 参院選にあたっては、私たちは、そのような参院選の特色を踏まえた上で、6年間という長期にわたり国会議員として活躍させるに足る人物を選ぶことが必要です。その意味では、衆院選以上によく考えて、投票に望むことが必要となるでしょう。

*次回更新 1月14日(予定)Twitterのほうでは、毎日つぶやいていますので、よろしかったらどうぞ。

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  1. 2010/01/12(火) 01:10:58|
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[政治] 山崎拓氏の自民党離党を断固支持したい

 山崎拓氏が、今年の参院選に衆議院から鞍替えして自民党から出馬するというニュースを聞いて失望した方は多かったに違いありません。
 山崎拓氏は、昨年の衆院選で比例復活当選すらできないほど大敗を喫したわけです。有権者からNOを突きつけられた者を、その翌年に参院選で出馬させることが妥当とは思えません。

 もちろん、自民党も全員が全員「山崎拓氏の鞍替え出馬」に同意していたわけではありません。あまり大きく報道されなかったので、「自民党はみんなダメだ」と失望した方もいるかもしれませんが、昨年末になって、若手議員を中心に反対の声が上がりました。
 実はこの動き、ほとんどマスコミに報じられなかったのには理由があります。
 若手議員がこうやって反対の声を上げている最中に、舛添議員が新党結成をにおわせる発言をしていたからです。マスコミは、舛添発言を大きく取り上げたため、若手議員の貴重な声はほとんど知られずに終わりました。

 自民党の若手議員が言うように、山崎拓氏の参院選出馬が適切でない理由は大きく二つあげることができるでしょう。

 1.衆院選で落選した議員を一年足らずで鞍替え出馬させるのは、(山崎拓氏を落選させた)有権者の意思に反する。
 2.自民党内の「比例区70歳定年制」に反する(山崎拓氏は現在73歳)。

 鳩山首相に負けず劣らずの「みんなでやろうぜ」という友愛精神むき出しの谷垣自民党総裁ならば、おそらく山崎拓氏を参院選で鞍替え出馬させてしまうだろう、と私は思っていましたが、ここに来て動きがあったようです。

<衆院選で落選した自民党の山崎拓前副総裁が国民新党幹部と接触し、今年夏の参院選比例代表への同党からの出馬も含め検討していることが6日、関係者の話で分かった。>

 有権者の一人としては、むしろ歓迎すべきことではないでしょうか。山崎拓氏のような議員が自民党を離れることのほうが、自民党の将来にとってプラスに作用することでしょう。

 自民党は保守政党を標榜しながら、これまで日韓、日中、日露にある領土問題を解決できなかったどころか、韓国を刺激する、中国を刺激するなどという理由で、日本国民の我が国固有の領土への上陸を拒否してきたわけです。
 北朝鮮による日本人拉致問題も、山崎拓氏ら日朝国交正常化を優先する議員の存在は、圧力路線を重視する日本政府の足並みを乱す主因となりました。

 また、自民党結党目的の一つである「憲法改正」も、戦後ほったらかしの状態にしたのは、自民党自身でした。憲法改正のための国民投票法が成立したのは、自民党末期というべき安倍政権になってからのことです・・・

 山崎拓氏を自民党から鞍替え出馬させようという自民党議員がいるとすれば、その人もまた一緒に離党していただきたいものです。

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  1. 2010/01/06(水) 18:06:47|
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