FC2ブログ

Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

「深く考慮中」国家戦略室の菅直人氏がこれでは困る

 菅直人氏のHPに掲載された11月22日付けのブログ。その内容は、国家戦略室の実体をよくあらわしている。
  菅直人氏は、次のように書いている。

 小泉・竹中路線は、リストラなどによる各企業の競争力の強化が社会全体の生産性向上になると考えたが失業を増加させ、社会全体としての経済成長につながらなかったのが失敗の原因。それでは過去の失敗を繰り返さない経済運営における「第三の道」は何か。現在、深く考慮中。

 仮に菅直人氏がそのように考えているのであれば、なぜ民主党は事業仕分けの仕分け人に<小泉・竹中路線>にいた人たちを使っているのだろうか。そして、仮に経済成長の失敗が小泉・竹中路線にあるならば、なぜこの路線と大差ない政治を続けているのか。

 そして、それ以上に、我が国の官僚依存体質を改め、予算や国際政治の基本的方針を「戦略」的に決定し、我が国の政治の道筋を左右する重要機関である国家戦略室(National Policy Unit)の担当大臣である菅直人氏が、<深く考慮中>の状態では、日本という国の将来が危ぶまれる。

 これでは「国民の生活第一」とは、実は内容のない、曖昧模糊としたスローガンに過ぎなかった、と言われてもやむを得まい。
 そのような「茶番」に付き合わされる国民は不幸だ。
 

テーマ:民主党 - ジャンル:政治・経済

  1. 2009/11/28(土) 16:35:07|
  2. 政治
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

鳩山首相「聖域なき見直し」は小泉元首相の言葉

事業仕分けに先立って、鳩山首相は「聖域なき見直し」という言葉を使っていた。

 これは、明らかに小泉元首相のパクリである。

 小泉政権時代に作られた以下のページを見ていただきたい。

 自民党ホームページ(クローズアップ あなたの生活こうなります)
 http://www.jimin.jp/jimin/closeup/2011/closeup.html

 その中に、<聖域なく見直しを行う 予算の編成>とある。

 鳩山首相が使った言葉とまるで同じである。
 また、実際の事業仕分けの過程でも、「事業を民営化すれば採算が取れる」旨を述べる民主党議員がいたのも気になった。

 こういうのを見ると、やっぱり鳩山内閣は小泉内閣とやっていることが似ているなあ、と感じるのは私だけだろうか。

 民主党政権は「小泉構造改革路線の否定」でここまで上り詰めたところがあるが、今のところ、やろうとしていることは小泉政権と同じだ。

 そこで、民主党政権が仮に違いを際立たせようとするならば、経済や雇用の分野で独自の政策を打ち出すことが必要になるだろう。

 しかし、長妻厚労相からは、雇用政策など具体的な提案が聞こえてはこない。もちろん一部週刊誌の報道によれば、官僚の悪質なボイコットによって、長妻大臣の負担が必要以上に重くなっているのは分かるが、独自の政策を提案するだけの準備があるのだろうか。
 長妻大臣は年金のエキスパートであることは間違いないようだが、一部報道では「その他の分野は素人」などという評するものもあるから、不安が募る(また、民主党は労組を支持母体とするので、新規雇用を創出するよりも、既にある雇用を守ることに比重が置かれた政策を出してきそうだ。)。 

 もっとも、野党に落ちた自民党がだらしないので、民主党政権を根底から揺れ動かす致命的な問題はまだ見あたらない(鳩山首相の巨額の資産報告漏れは"痛いレベル"に達してはいるが・・・)。

 しかし、日本とは不思議な国で、政権がやや反米に傾くと、なぜか政権に致命的な不祥事が見つかって、政権が倒れてしまうことが間々ある。
 鳩山内閣は物事を慎重に、かつ、したたかに進めていって欲しいものだ。

テーマ:民主党・鳩山政権 - ジャンル:政治・経済

  1. 2009/11/12(木) 16:24:49|
  2. 政治
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0