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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

日本郵政新体制発表:評価がさまざまなのは当然の話

 日本郵政の新体制が発表された。マスメディアは「亀井=小沢の意向が強く反映された」などと報じている。

 日本郵政の新体制を見て、みなさんはどのようにお感じになったであろうか。

 私は未だにどのように新体制を評価してよいのか迷っている。ことが大きすぎるからだ。

 これからの日本の郵政を考えるに必要な視点はいくらでもある。

 ユニバーサルサービス。

 郵便局員の雇用問題。

 金融問題。

 だから、良い悪いはともかくとして、「天下り」批判一辺倒の世間は、日本郵政の新体制を適切に評価していない、ということだけは言えるだろう。
(むろん日銀人事であれだけ「天下り批判」を続けた民主党に対して「言っていることが違うじゃないか」という批判はあり得なくはない。民主党は「天下り批判」一辺倒だったかつての姿を率直に省みるべきだ。)
 というか、すべての公法人(一部は天下りを受け入れている)の金融資産の合計をもってしても、日本郵政グループの金融資産の10%に過ぎないのだから、日本郵政そのものが最大規模の天下り組織に転じないわけがない(これは批判ではないですよ。それだけの規模があるのだから、どこかで天下りになるのは必須でしょう?)。

 今の民主党政権に必要なのは、デューデリジェンスではないか。

 残念ながら今の民主党はノウハウがない。各大臣がそれぞれの知識と思考で物を語るから、憲法の求める「内閣の統一性」はまったく確保されていない。
 政権一年生という意味では、それは当然だし、しかたがないとも言えるが、だからこそ、民主党は慎重に動いて欲しい。
 迅速さを求めるあまり、日本郵政を、特定の政治家のためだけの玩具にするようなことがあってはならない。

 今回、私は、現政権の掲げる「民営化凍結」が、民営化を一時中止して、時間をかけて日本郵政の進むべき方向性を見極めるための時間を確保するためにある、と善解することにした。
 新体制発表段階で、良い悪いの評価はひとまず差し控えられるべきだろう。 [日本郵政新体制発表:評価がさまざまなのは当然の話]の続きを読む

テーマ:このままで、いいのか日本 - ジャンル:政治・経済

  1. 2009/10/30(金) 18:48:17|
  2. 政治
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