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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

被告人酒井法子:法は世間とマッチしているか

被告人酒井法子に懲役1年6月、執行猶予3年とする判決が下された。

 私は芸能プロダクションの解雇が逮捕後に迅速に行われていれば、起訴されないことも十分にあった、と考えている。
 判決においても、犯行の態様や発覚後の逃走について「卑劣」だと断じているものの、事務所の解雇等により既に「社会的な制裁を受けている」としている。
 量刑も極めて予想されたとおりのものだし、判決文も、薬物事犯ではよく見られるオーソドックスな、雛型的な表現に止まっている。

 しかし、社会一般の薬物犯罪に対する厳罰化を求める声は大きい。
 酒井被告に下された判決も、「軽すぎる」「実刑でいい」という反応のようだ。

 なるほど近年の薬物汚染の広まりを見ていると、たしかに納得できる反応だ。

 これは薬物に限った話ではなく、最近は刑法犯一般に対して厳罰化が望まれているようにもおもう。

 厳罰化に関連して、近年、本当は大きな誤解であるにもかかわらず、凶悪犯が増えているとか、犯罪も残虐になっていると言われることがある。
 なぜこのように世間が感じるようになったのだろうか。映画「always三丁目の夕日」の時代のほうが犯罪も多かったがのにもかかわらず、日本人は現代日本の安全や秩序が崩壊し、治安がひどく悪くなったと感じている。

 むろん、多くの人が感ずるように、最近の犯罪は、動機のよく分からないものが増えている、というのは確かだとおもう。
 「誰でもよかった」「むしゃくしゃした」との動機で、他人を死に至らしめるというのは、昔はあまりなかったのではないか。

 その意味では、現代日本は、個人主義が広がる中で、未熟な個の間に相互不信が広がっているのかもしれない…
 

テーマ:時事ニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2009/11/09(月) 13:36:02|
  2. 社会
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