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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

中国国内の故意混入である可能性が高まってきた - 中国製餃子中毒事件

故意による混入の可能性が日に日に高まってきました...

中国製冷凍ギョーザ、全国で1069人が体調不良訴え
2月1日22時34分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000063-yom-soci

 中国製の冷凍ギョーザなどを食べた後、保健所に具合が悪くなったと届け出た人の数は、1日午後11時時点で35都道府県、1069人に上っていることが読売新聞社の全国調査でわかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080201-00000063-yom-soci
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080207-00000123-mai-soci

 まだ断定できる状態にはないようだが,故意による混入の可能性が高まってきた。

 以下は,それが中国人の手によるものだと仮定した上で犯人像として推測されることである。

 1.反日感情のある者が日本国民を傷つける意思で混入させた

 まず考えられるのは,反日感情のある中国人が日本国民を傷つけることを意欲した故意混入である可能性だ。
 ただし問題になるのは,反日運動の一環だとしても,なぜこの時期なのか,である(中国の反日運動は7月前後に強まるのが一般的だ)。この問題がクリアされていない以上,この点はまだ断定するに足らない。

 2.労働者による雇用者に対する不満のあらわれとしての故意混入

 近年中国で騒がれている労働紛争も見過ごせない。
 不当解雇の腹いせに,天洋食品を困らせるために毒を混入させた,などということは十分考えられる。

 * * *

 いずれにしても推測の域を出ないので,ここまでにしておくが,私がここで懸念するのは日本国民が感情的になることだ。

 この問題において,いたずらに反中感情をあおり立てるのは得策でない。

 風評被害も懸念される。
 学校給食では産地・製造場所にかかわらず「ギョーザ」そのものを食べさせない,という措置を執っているところがあるそうだ。自己防衛策としては許容範囲内ではあるが,この動きが高まれば,かえってこの国の国益を損なう事態に繋がりかねない。

 風評被害を防止するためには,まず企業側がこの問題に対する強い関心を示すべきだ。
 情報公開を促進させて,安全性をどういったプロセスで確認できたのかを,HP上で公開したり,あるいは地方自治体が主導して「食品安全宣言」を行うなどの取り組みが望まれる。

テーマ:中国問題 - ジャンル:政治・経済

  1. 2008/02/02(土) 00:39:50|
  2. 社会
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「日本が悪い」という主張は被害者へのこの上ない非情なる侮辱だ - 中国食品中毒問題(冷凍ギョーザ中毒事件)

「農薬検出されず」中国側が会見、日本側と共同で調査へ
 1月31日21時26分配信 読売新聞
 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000051-yom-int

 【北京=佐伯聡士】中国製冷凍ギョーザの中毒問題で、中国の国家品質監督管理検疫総局の王大寧・輸出入食品安全局長が31日、記者会見し、ギョーザの製造元「河北省食品輸出入集団天洋食品」への立ち入り検査を行った結果、「(保存していた)ギョーザのサンプルと原材料から(有機リン系農薬)メタミドホスは検出されなかった」と述べた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080131-00000051-yom-int


 先日の「報道ステーション」(テレ朝)で,古館氏は「(国民は)今まで浮かれた生活をしていた部分がなかったのかというようなことも考えなきゃいけない」と発言した(鴻さん,情報ありがとうございます)。
 そして今日の「News ZERO」(日テレ)に出演していた星野監督(野球)も同様に「餃子くらい自分で作ればよい(自前で作らない消費者が悪い)」という発言をし,一部視聴者からはその発言の適否について疑問の声が上がっている。

 どちらのキャストも消費者の責任に言及するものだ。
 前者は安易に中国製品を購入する日本国民に対して,後者は冷凍食品を購入する日本国民に対して,その責任(購入と消費に対する結果責任)を問う趣旨の発言だとおもわれる。

 しかし本当にそうだろうか。

 私はこの件に関して,被害に遭われた消費者には一切の責任はない,と考える。というか,冷静に考えて欲しい。
 いくらなんでも,まず中毒症状を訴えた被害者の自己責任まで問うのはおかしいではないか。

 一方で業界の側も中国に頼り,被害を現に生じたことについて,何を言われても仕方がないものの,すぐに中国との関係を絶て,と言われても無理である。
 限られた賃金原資の中で,人件コストを節減し,消費者が手を出してくれるだけの低い値段設定を可能,意地ならしめるためには,どうしてもお隣の中国に頼るしかない。
 業界もやむにやまれざる事情があった,と言えるだろう(厳密にそう断言するまでの根拠はないものの)。

 ここにきてネットでもマスコミでも,「すぐに中国製品を買うな」との主張が見うけられるが,もう少し冷静に事態を観察しよう。

 * * *

 日中関係のありかたについて,今一度議論すべきときがきたのではないか。

 今回,まず日本がしなければならないのは,国内で事態の真相を掴むこと。すなわち,毒物の混入が国内で起きたのか,それとも中国で起きたのか,あるいは輸送途中に起きたのかをある程度把握することが大切だ。

 その次に中国側に説明を求めることが必要である。中共に説明責任などという言葉は似つかわしくないかもしれないが,それでも政府間で情報の交換がなされるべきだ。
 
 しかしおそらく事態は日本側に都合良くすすむことはないだろう。
 中国は「日本国内での混入」を主張し,しらを切り続けるだろう。

 * * *

 この問題は「中国の食の安全」で終わらせてならない。
 究極的には「この中国といかに日本がつきあうべきか」という課題を,われわれに突きつけているのではないだろうか?

テーマ:食糧政策 - ジャンル:政治・経済

  1. 2008/02/01(金) 05:33:39|
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