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別窓 |
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たまには厳しいタイトルを付けてみました。
<【岩手・宮城内陸地震】自衛隊、撤収へ>6月22日19時34分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080622-00000933-san-soci 関係者は苦渋の決断を迫られただろうと推測される。 しかしおそらくマスコミが報じる以上に自衛隊の皆さんは頑張ってくださったと思う。 自衛隊に対する国民の信頼は決して高いものとはいえない。戦後民主主義の中で,自衛隊は常に不要論とともにあった。 進歩的文化人と呼ばれる者の数人は非武装中立論を唱えることが憲法の精神を貫徹することだと信じ,自衛隊という戦力の不要性を主張している。 そんな自衛隊に対する不信が信頼へと転換するきっかけになったのは,あの阪神大震災であったと言って良い。 当時の村山首相のあまりにも遅い決断により,被害は拡大し続けた。 その中で,ボランティア,自衛隊,被災者らが政府・自治体とは別の次元から<一人でも多くの生命>を救い出そうと手を取り合ったのだ。 今回,目の前の命を救い出せなかったことは残念ではある。地震により多くの被害者が出ている。亡くなったかたもおられる。 私は時間が許せばすぐにでもボランティアに赴きたいと思っていたが,それはできなかった。ただただ申し訳ない。 率直に国民の一人として自衛隊に感謝したい。 今後も,警察・消防に引き続き頑張っていただきたい。二次災害に巻き込まれぬよう気をつけてほしい。 そして,タイトルに書いたように,何よりもここで顰蹙(ひんしゅく)を買ったのは福田首相だろう。 一度,マスコミは彼の最近の動きを整理してみたらどうだろう。 私が思うに,福田首相は明らかに今回の地震を<好感度上昇のための絶好の機会>だと思っているはずだ。 <【岩手・宮城内陸地震】福田首相が被災地視察、まず岩手> http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/080618/dst0806181116007-n1.htm 一見すると福田首相が被災地を視察して被災者を励ましただけの記事のようにも思えるが,産経新聞の記事には少しだけ悪意があるような気がしている。 <がまんしてください>。 多少なりとも福田首相に不満をもつかたはカチンときたはずだ。 ここに来てまで官僚的な上から目線のものの言い方だ。 この首相は拉致問題にしろ何にしろ,国民の命を軽視しているとしか思えない。 被災地を視察した人で<がまんしてください>と言った人は他にいただろうか?? <冬柴国交相が地震被災地を視察> http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20080615-372481.html フェアのためにも,この大臣も取り上げておきたい。 国交相だからダムを視察することは当然だ。しかし私は彼のあまりにも酷い国会答弁のいくつかを見たことがあるから,彼が<一つや二つ。またダムが造れるな・・・ふふふ>と人の命よりも利権に目がいっているような気がしてならない・・・ <定期健診後、公用車で…福田首相、アキバ立ち寄る> http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20080619059.html これはスポニチの記事。なるほど,福田首相も話題の事件を気にされていて,被害者の冥福を祈りに来たんだな・・・なんて思わされる記事だ。 だが,皆さんはお気づきになっただろうか。 <都内の病院で眼科の定期検診を受けた後、公用車で秘書官とともに立ち寄った。ダークグレーのスーツに白っぽいネクタイ姿の福田首相は厳しい表情で車を降り> メディアリテラシーということを言えば,このような情報を敢えて書く必要があったかどうか疑問に思わなければならない一文だっただろう。 では,なぜ記者がこの情報を記事に付け加えたのか。 いろいろな解釈ができるだろうが,素直に考えれば,真っ向から首相批判を展開したいけど,一応はマスコミであるから,表向きフェアを装う必要がある。 そこで,記者は批判の種をこの一文に蒔いておいたのだろう。 お悔やみ申し上げるというのに<白っぽいネクタイ>という矛盾を,読者に気づかせるために。 <岩手・宮城内陸地震:小沢・民主代表、奥州対策本部視察 /岩手> http://mainichi.jp/area/iwate/news/20080622ddlk03040079000c.html 小沢代表の<災害時は与党も野党もない。手続きはスピーディーにしないといけない>という言葉の中には,今回の国会での反省が込められているような気がする。 私は野党の問責決議前の後期高齢者医療制度廃止法案の提出については反対だ。仮に問責決議に理由を与えるためだとしても。 ここまで見え見えのパフォーマンスをすれば,国民に<野党にやる気なし>と思わせてしまう。どうせ廃止しないと国民のほとんどが思っていたはずだ。 医療制度を過度に政争の具にしようとするもので,個人的には許容範囲外だった。 福田首相はこの後に出された問責決議と併せて<民主党さんは話し合いすらしてくれないんですよぉ〜>と民主党の姿勢を批判している。 <対話>という言葉に国民は弱いと思う。すぐに裁判で争う欧米と違って,日本人は円満解決のためにはじっくりと話し合いたいと思うものだ。 だから,この福田首相の民主党批判は意外に国民ウケがいい。 そのため,日テレの調査であるが,後期高齢者医療制度について,<政府・与党が打ち出した制度の見直し案か、野党が提出した廃止法案か、どちらを支持するかを聞いたところ、「見直し案を支持する」人が55.7%に上り、「廃止法案を支持する」人は38.2%にとどまった>とのことだ。 http://www.news24.jp/112340.html おそらく小沢代表は<与党も野党もない>と言ったのにはそういった世論への配慮があったのだろうと推測される。 それにしても,<水がほしい時期だもんな>という一言。福田首相が持ち得ない視点を持ちだしている。誠に強かだ。 さて,最後に関係がない話になってしまうが,少し嬉しいニュースもあったのでご紹介したい。 これも先の日テレの調査で判明したことであるが,<日本政府が北朝鮮側の対応によっては経済制裁を一部緩和する方針を決めたことについて、71.3%の人が「支持しない」と答えた。以下、「支持する」は20.8%、「わからない」は7.9%となっている>。 国民の目はやはり確かだった。国民には拉致被害者を全員帰国させるための決意がある,ということではないか。 今後,いかに福田首相や山崎拓氏らが訪朝できたとしても,国民はもう騙されないだろう。 |
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今週の出来事として,主にトップニュースで報じられたものを挙げています。
<大相撲:両横綱を理事長が厳重注意…土俵上にらみ合い> http://mainichi.jp/enta/sports/general/sumo/news/20080527k0000e050072000c.html
なぜか私はこの日の取り組みを見ていました。 朝青龍と白鵬がにらみ合った時,「これはマスコミが騒ぐな・・・」と真っ先に思ったものです。NHKの解説も<これはいけません!>と何度も繰り返していましたからね。 案の定,そうなりましたが。。 <ささやき女将、涙の“カンペ”謝罪> http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080529-365726.html
ずーっと下を向いていてどうしたのだろうと思っていましたが,夕刊フジがカンペの存在を取り上げていたので,クスッと笑ってしまいました。 ただ。 正直言って,相撲で横綱同士がにらみ合ったとか,"ささやき"の船場吉兆の社長が何を言ったとか,それほど大きな問題ではなかった,というのが一般国民の感覚なのではないでしょうか。 一部の市民メディア(オーマイニュース等)では,マスコミの<横綱叩き>は排他的で,単なる<外国人いじめ>だと真面目なのか何なのかよく分からない分析までしてくれちゃっているようですが,一般国民は<またかよ・・・>とか,<どうでもいいよ・・・>と感じたのではないでしょうか。 肝心なときに肝心な報道がないなぁ。。というのが正直なところ。 私が注目したニュースはやっぱりコレでした。 <政府、自衛隊機派遣を見送り 中国内の反発懸念> http://www.asahi.com/politics/update/0530/TKY200805290354.html
最初,中国が<受け入れ>と報じられたとき(共同通信かNHKかが最初に報じたと思います),各マスコミの報道から受けた私の印象は,<動揺>でした。 TBSの「NEWS23」のキャスターが番組中に<自衛隊機を受け入れたとしても,中国と日本との間にある歴史問題が解決したわけではない>と言っていました。 この発言だけを見ても,特に自衛隊を批判することでご飯を食べている一部のマスコミにとって,自衛隊機受け入れのニュースは心中複雑なものがあったということが分かります。 しかし社民党の福島党首の対応。これはいただけません。 <「自衛隊の派遣については、いかがなものかと思い、反対です。(先方からの要望でも望ましくない?)そうですね、先方が...そうですね。『先方が同意していればいいじゃないか』という意見があるかもしれませんが...」> 彼女は自衛隊が海岸派遣すること自体違憲であるとの立場を堅持してしまいました。 筋を通したことだけは評価しますが,政治的にはこの判断は致命的だったと思いますね。 こういうとき護憲派の苦しい胸の内がよく伝わってきて興味深いものです。 ただし,いかに護憲派であっても,中国への自衛隊機派遣は認めるべきだったでしょう。 9条を変えることなく,自衛隊を平和的に使えたという貴重な先例を作る良い機会だったのですからね。 初めから<ダメ>では,議論することすらできません。 護憲派であれば,憲法の精神というものももう少しくみ取って欲しいです。ベトベトのイデオロギーで憲法を見て欲しくないものです。 もっとも,一部の名誉のために,少しだけ付け加えておきますが,護憲の共産党が自衛隊派遣を肯定,民主党・菅直人代表代行も「中国も了解されたということであれば」と前置きを入れてはいますが,派遣を賛成された点については,評価してもよいと思っています。 <四川大地震 政府5億円を追加支援 テントは民間機輸送> http://www.asahi.com/international/update/0530/TKY200805300306.html
結果として自衛隊機派遣は見送られたわけですが,皆さんはどのようにお考えになったでしょうか。 マスコミのほとんどが<中国の世論>を理由に見送ったと報じていますが,それは事実だと皆さんは思いますか。 (1)見送りは<中国の世論に配慮したため>だった? しかし私はその程度の事情で見送ったとは思えません。 少なくとも今回は,日本政府が事前に<自衛隊機派遣>という選択肢を中国に呈示し,中国の側がそれを<飲む>という形になったわけで,中国が<要請>したわけではないことは,あらゆる報道から明らかです。 但し自衛隊に救援物資輸送を打診したのは中国で(読売新聞),中国軍の少佐から要請があったという報道もありました(毎日新聞)。 日本政府は初めから<中国の世論>に配慮して,自衛隊機の派遣を<検討>という言い方にとどめていました。民間機の可能性もあったということです。 <世論>が唯一の決定的な要因になったとは考えにくいです。 (2)中国にその気がなかった? ネットでは,そもそも中国は受け入れる意思はなかった,と言う方もいますが,人民解放軍の存在を前提にしているのであれば半分正しいのかもしれません。 ですが,人民日報のこの記事を見る限り,少なくとも胡錦涛は受け入れる意思はあったと思います。 <自衛隊機派遣を検討 四川大地震で政府> http://www.people.ne.jp/a/2b530e599aa845e49d9e0df22b90dbcd <政府関係者によると、中国側から27日、支援物資の輸送の要請があった。日本政府としては自衛隊や民間が保有するテントを集めて運ぶ方針で、民間機を使うか自衛隊機を使うかを検討している。> この記事は中国の人民日報が朝日新聞の記事を引用したものですが,そこには明確に<自衛隊が>と書いています。 このことだけでも,相当程度話が進んでいたことは確かだと思われます。 (3)官房長官の言い方に問題があったのか? 毎日新聞が<見送り>という情報に小躍りするような記事を書いており,その理由は<政府内には歴史的な外交成果を狙う焦りも存在>していたことを挙げています。 つまりは,日本が<中国が要請してきた〜!>と言いまくったことで,中国のメンツを傷つけちゃった,ということが言いたいようです。 確かに,その可能性は否定できません。 町村官房長官は<輸送手段について自衛隊によるものを含めて要請があった>と明言していますから,中国としても<こちらから頼み込んだ>ということになっては困るかも知れませんね。 毎日新聞は書いていませんが,それを言われて困るのは胡錦涛じゃなくて,実際には人民解放軍でしょう(敢えて書かなかったのでしょうか)。 (4)日本側に望まぬ勢力が見受けられるのも事実 <親中派で知られる自民党の加藤紘一元幹事長は記者団に「残念だが、まとまらなかったとしても(検討されたこと自体が)大進歩だ」と指摘。 中国国家主席が10年ぶりに来日するなど日中関係の改善が進んでいるだけに、同党内では「水を差すことにならなければいいが」(中堅議員)と懸念する声も出た。 公明党幹部は「無理する必要はない」と語った。> http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008053000971 さっきの福島党首ではありませんが,実際には日本の側に自衛隊派遣を望まぬ勢力があったということにも言及せねばならないと私は思います。 ついつい中国側の事情を考えたくなりますが,本当は<中国を刺激したくない>日本の一部の勢力の抵抗もあったのではないかと勘ぐりたくなります。 |
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長野の次は韓国・ソウルで聖火リレーでした。
イギリスBBCの報道をご紹介します。 <Scuffles at South Korea torch leg> http://news.bbc.co.uk/2/hi/asia-pacific/7369471.stm ( 要 約 ) 1.中国支持者・抗議者のデモ参加者は韓国の首都・ソウルで衝突した。 2.人権擁護者は中国の学生のターゲットとなった。中国人の学生はオリンピックパークから市庁舎までの24km(15マイル)のリレールートにおいて,対立する人権擁護者に数で勝っていた。 3.抗議は脱北者(North Korean refugees=北朝鮮の難民)に対する中国の本国への強制送還とチベット弾圧に対してなされた。 4.警察は,スローガンを繰り返し叫び,聖火リレーを非難するデモ参加者に対して石を投げる数千の愛国心を誇示する中国人を抑えるのに苦労した。 5.韓国当局は誰であろうがリレーを中断させようとする者は厳しく罰せられると警告していた。 警察はリレーを中止させようと焼身を試みた1人の脱北者を拘束しなければならなかった。 6.反中国の抗議者は日本から韓国に聖火がやってきてから,中国人の学生の標的とされた。日本では,小競り合いによって4人が怪我をし,5人が逮捕されるに至っている。 7.日本では,3000人の警察は日本の国粋主義者(Japanese nationalists)とチベット支援者が中国支持者と衝突するのを止めることができなかった。 8.韓国の人権擁護団体の連合はこのような事態を警戒していた。 9.しかし彼らは韓国で学び働く数千の中国人を前に数で圧倒されてしまった。 10.中国のチベット弾圧に対する抗議に加えて,リレーは脱北者を本国へ送還する中国の方針について問題を提起する機会ともみなされている。 11. 韓国の人権派弁護士のキム・サンチョルは韓国の通信社Yonhapに,中国は15年にわたって75,000人の北朝鮮人を本国に送還したと話している。 「中国は自国を文明国としてプロモートしようとする。だが,脱北者にしていることは非文明的だ」と彼は言った。 ーーーーー 韓国は結果的に抗議者もうまく立ち回ったと言えます。 脱北者の処遇について,海外メディアがキッチリ伝えている時点で,抗議者の目的はある程度達成したと言えるでしょう。 にしても,日本・長野の聖火リレーでは"nationalists"・"right-wing activists"・"ultra-nationalists"の単語が踊ってしまって,嫌になりますね。 ただ,これも理由があると私は思っています。 韓国は,右から左までおよそ100の市民団体が<聖火リレー阻止市民行動>を結成しました。中国政府に対して,「脱北者の強制送還」問題,「チベット弾圧」など人権問題に抗議するという共通の目的の下に,保守でも革新でも,イデオロギーに左右されずに各種団体が連合したのです。 BBCの記事でも韓国の人権弁護士が登場していますね。 このように,イデオロギーを超えて人々が抗議したかどうかの違いはやはり大きかったと思います。他国と違って,日本は一般に人権に疎いとされる右派だけがチベット問題について中国に抗議していますもんね。。 一部の出来事が過剰に取り上げられて,平和的に抗議された方々がなかなか評価されない不合理な結果となったことは残念ですが,一つ付け加えておきたいのは,リレー当日の善光寺での追悼法要は海外から高く評価されたと言って良いと思います。 善光寺が同じ仏教徒の弾圧に抗議して辞退したこと,リレー前と当日に追悼式典をおこなったことなどが(日本のマスコミと違って?)海外メディアではしっかりと伝えられていますからね♪ 皆さんのやったことは決して無駄ではなかったと思います!(≧∇≦)ъ ところで,私は善光寺の放火・爆破などが予告されていたこともあって,リレー当日は抗議に行かれた方の安全と同じくらい善光寺も心配でした。 そしたら,こんなニュースが飛び込んできました・・・。 <創価学会施設の爆破を予告 容疑で高校職員の男逮捕> http://www.47news.jp/CN/200804/CN2008042801000527.html
選挙のときの電話とか応援要請とか,うざいのは分かる(笑) でもさ・・・何やってんだよ・・・(汗) というか,もし余罪について真実ならば,ただの腹いせですかね?善光寺は関係ないし。 善光寺にしてみれば,そういう書き込みが<うっとうしかった>と思いますが。。 勘弁してください。。 ーーーーー さて,この記事の後半に<The second flame>(第二の聖火)に関して報されています。時事通信のほうが詳しいのでこちらを引用します。 <聖火、エベレスト・キャンプ到着=来月上旬の登頂目指す−中国> http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2008042700218(2008/04/27-22:42)
チベットをやたら刺激しやがってますね。 日本のマスコミももう少しこういうのをキッチリ伝えなさい。 マスコミの人間は,なぜ人々がチベット弾圧に抗議しているのか理解していない・・・のかなぁ。。 コマーシャリズムの影響もあるとは思うけれど,こういうときこそ真実を伝えるのがマスコミだと私は思います☆ あ,そうそう。民主党の姫井由美子さん。 議員会館の壁を突然ピンクに染めたらしいですが(週刊ポスト),是非,次は議員会館の壁をチベットの雪山獅子旗にしてください。そしたら,見直してあげます(笑) http://www.excite.co.jp/News/magazine/MAG8/20080428/127/ |
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連日,海外メディアのチベット問題の報道をお伝えしています。
そんな中で,なんとも悲しい,そして残念なニュースを知りました。あまり気が進みませんが,皆さんにもご紹介します。 「光市事件の死者は1.5人」 准教授の記述で青山大学長が謝罪 4月25日22時33分配信 産経新聞 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080425-00000984-san-soci
私はこのニュースをweekdaybattlerさんの「勝手気ままなブログ」で知りました。 まず,最初に確認しておきますが,いかに<赤ん坊>であろうが,事実上も法律上も一人の人間(自然人)として扱われます。 例えば,刑法では,母体から一部を露出した時点で「出生」したとされます(一部露出説)。出生により,法的に保護されるべき「人」として取り扱われることになります。 刑法上,一部でも母体から露出していれば,その<赤ん坊>は侵害の対象となり,その赤ん坊を一人の人間として法的に保護すべき必要が生じるからです。 決して<赤ん坊>だと<0.5人>と法律上扱われる・・・などということはあり得ませんから,あらかじめそのことを強調しておきたいと思います。 もちろん光市母子殺害事件に関しては,いろんな意見があってしかるべきでしょう。 先日の高裁判決を当然の判決と考える人もいますし,不当判決と考えるかたもおられることでしょう。私もこの判決にはいろいろと思うこともありますが,ここではやめておきます。 しかし今回の当該教員の書き込みは,それ以前の問題だったと思います。 少なくとも一人の学者として言うべきではなかった,そう考えます。 本村さんがこれを知ったらどう思われるでしょうか? そのくらいの想像を働かせることがなぜできないのでしょうか。 ただ,これだけを見れば,<1.5人>という一語について揚げ足取りをしたと言われるおそれもあると思います。確かに言葉狩りのようなことは慎むべきです。 ですが,この教員のブログを少しのぞかせていただきましたが,心ない過激な表現が発言が目立つように思いました。 例えば・・・
(http://blog.goo.ne.jp/kamiseo/e/6a7ff0bddebb9602f9fc39b5743d0653) 拉致問題においても,こういった心ない書き込みをしていたようです。 横田ご夫妻がどんな思いでこれまで拉致問題に取り組まれてきたのか知っているのでしょうか。 本村さんは刑事訴訟が終わっても,これからも「光市の被害者遺族」として生きていかなければならないのか,被害者遺族は幸せになってはいけないのではないかと悩まれたそうです。被害に遭ったのだから,普通の生活でも明るく笑ってもいけないのではないか・・・そんな風に考えたそうです。 この教員の<「めぐみっちゃん」とか不幸面してられるアンタが心底うらやましいよ>というような言い方が,知らないうちに本村さんや横田ご夫妻を苦しめているのかもしれません。
私は,いくら日本が民主主義の国であり,表現の自由が保障されているとしても,こういう書き込みは少なくとも道義的に問題があると思います。 幼稚園の頃に「相手の身になって考えましょう」と先生に言われなかったんでしょうかね・・・最近の幼稚園児でもこんな酷いことは言いません・・・ <是非拉致されたい>だと?ふざけるな! 幼くして親元から引き離されためぐみさんの苦しみを,大切な娘さんを奪われてしまったご夫妻の苦しみを,あろうことかキリスト教信仰にもとづく大学である青山学院大学の教員が理解しようともしていないではないか。 他人の苦しみを共に苦しむことがキリスト教信仰に基づく大学の教員のあるべき姿ではないのか? ーーーーー さて,私のブログでは数日にわたってチベット問題をお伝えしています。 罪なき僧侶が多数殺されていることを私たち日本人は幸いにも知ることができます。 命の尊厳が世界中で蔑ろにされているという現実を私たちは看過するわけにはいきません。その中で,国内でこんなニュースが注目を浴びてしまったことは残念でなりません。 命の尊厳を私たちは改めて再認識しなければなりません。。 ところで,同大学の謝罪文についてですが,まずは迅速な対応をしたことを評価すべきだと思います。 しかし,そこには具体的にどういった点が適切でなかったのかということが明らかにされていません。 同大学の謝罪文を見て,「謝罪した」と感じられた方はいたでしょうか。私個人は全く謝罪になっていないと思います。 謝罪の方法については,謝罪の前に民間企業では極めて緻密な検討が行われるのが通常です。現代社会にあって,青山学院大学のこの謝罪文は「テキトー」だったと言わざるをえません。 真摯な態度で謝罪をすれば,(キリスト教的に言えば)社会も「赦す」ことでしょう。 しかしこれでは,テレビでサラリと「先ほどのテロップに誤りがありました。失礼しました」という程度の意味くらいしか持たない,と思います。 何をどのように,誰に対して謝罪したいのか(謝罪の対象は本村さん?学生?社会一般?それとも大学の理事?役員?),そしてこれから具体的にどうしたいのか(処分は?措置は?),ハッキリとさせるべきでしょう。 ご本人はどう思っているのかもよく分かりません。「明日は聖火リレーでテレビが持ちきりだから,注目されなくて済む〜」などと思ってもらっても困りますからね。 |
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JO: la flamme traverse Kuala Lumpur sous bonne escorte
http://www.lepoint.fr/actualites-monde/ jo-la-flamme-traverse-kuala-lumpur-sous-bonne-escorte/924/0/239755
記事によると,聖火はクアラルンプールのペトロナスツインタワーに到着したとのこと。 マレーシアはロンドン,フランス,そしてサンフランシスコの二の舞にだけはなるまいっ!ということで,暴動を警戒して治安部隊を出動させるわ,1000人ほどの警察官にヘリコプターが飛び・・・と,こりゃ凄い警備だったようです。。 それにしても<avant des étapes en Australie et au Japon dont le parcours sera modifié pour des raisons de sécurité.>(警備を理由にコースを変更したオーストラリア・日本ステージの前に)の一文は,暗に日本がフランスから期待されているよーな気がしますね。 フランス人は内心「ふふふ・・・日本でも一騒動起きたらおもろいなー」と思っていることでしょう(汗) ちょっとだけ記事の内容,特に日本に関する内容をご紹介します。 Après l'Australie, la flamme sera au Japon le 26 avril. Elle traversera la ville de Nagano, qui avait accueilli les Jeux olympiques d'hiver en 1998. オーストラリアの次に,聖火は4月26日に日本にやってくる。1998年の冬季五輪を開催した長野の街を通る予定だ。 Mais les administrateurs du temple bouddhiste de Zenkoji, d'où le relais devait s'élancer, ont décidé de ne plus participer à l'événement à la suite de plaintes de fidèles. しかしリレーの出発地点である仏教寺院の善光寺の管理者は,信者から疑問の声が上がったために,聖火リレーへの参加しないことを決めた。 Les trois sponsors de l'étape japonaise, l'américain Coca-Cola, le coréen Samsung Electronics et le fabricant d'ordinateurs chinois Lenovo, ont de leur côté abandonné l'idée de prendre part au cortège motorisé qui accompagnera le relais. 日本での聖火リレーの3つのスポンサー(米国のコカコーラ,韓国のサムソン電気,中国のコンピューターメーカーのレノボ)は,リレーに同行する宣伝車の並走を辞退した。 ・・・と詳しくフランスのメディアは取り上げてくれています。 一つの記事で,日本のマスコミよりも的確に伝えているんじゃなかろーか・・・ 日本だと善光寺は文化財を護るため・・・という理由の方を大きく取り上げがちですが,フランスのメディアは「信者の訴え(plaintes de fidèles)」を理由にしていると書いているのが印象的でありました。 いかに日本のメディアにリテラシーがないかを裏付けているんじゃないでしょうか・・・ ただ,スポンサーが宣伝車から外れると言っても,50億円以上を投じている大手スポンサーのほとんどは,この「事態を静観」(米国「U.S.フロントライン」)するつもりであることを付言しておく必要があるでしょう。 例えば,聖火リレーのスポンサーとなっているコカ・コーラやゼネラル・エレクトリック,ジョンソン&ジョンソンは<五輪の動きを支持し、計画に変更はない>との立場を表明しているそうです。 スポンサーは以下のような選択肢をもっています(以下,同メディア参考)。 1.何もしない。莫大な投資をしたスポンサーは身をかがめて状況を乗り切るしかない。 2.リスクの分散に勤めること。スポンサーは人権団体にも多額の寄付をすることによって,五輪と人権擁護を支持する。 3.そのときの世論に従う。 4.批判に同調する。スポンサーはテレビなどのメディアや国際五輪委員会に働きかけて中国政府に意見する。 5.スポンサーから外れる。中国批判は沈静化しない。スポンサーを降りて損失を抑えることが先決である。 単純に北京政府だけを見ていても物事の本質は見てこないと私は思います。五輪を支える資本の動向にも注視する必要があるでしょう。 ちなみに,前のエントリのコメント欄において,WIZARD03さんが<私は在留邦人の安全について危惧しております。 >と仰っていましたが,マレーシアでそれが現実になってしまったようです。 <マレーシア聖火リレー、チベット旗掲げた邦人3人暴行される>(読売新聞) http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2008/news/topic/ news/20080421-OYT1T00517.htm?from=navr
読売新聞は最初「保護された」ことと「警察に事情を聞かれている」とだけ伝えていましたが,見出しを変えて「邦人が暴行される」としました。 とすれば,警察に事情を聞かれた結果,邦人が中国人により暴行を受けたことが明らかになったのでしょう。 長野の聖火リレーも同様のことが考えられます。一つの懸念材料です。 *翻訳等に間違いがあればご指摘ください。 |
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| Il testimone... |
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