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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

JALの小難しいはなし(笑

 最近、JALの再建問題が話題になっている。

 前原大臣は年金受給額を減らすよう求めているが、JALの膨れ上がった年金債務(退職金給付債務もですが)を考えれば、納得の対応だ。

 JALに限らず、多くの企業が年金、退職金の積立不足に陥っている。主要上場企業だけで積立不足が総額で13兆円以上といわれている(JALは約3000億円)。
 その額は倍増傾向にある。年金、退職金原資の確保は経営上深刻な問題だ。
 原資を他から調達することは困難であるから、一般人の感受性で申せば、年金支給額を減額すればいい、ということになろう。

 しかしJALのOBら受給者の一部はこれに反対している。

 私個人は、彼等の気持ちを分からないわけではない。当時は、そういうシステムだったからだ。

 しかし、我が国の年金制度が崩壊しているように、JALにおいても、このようなシステムが長続きするはずはに。
 労働人口が減少していることはもちろん、米のGMがそうであったように、退職後のOBらは、もはや会社の利益拡大のために行動するようなことはしなくなる。
 もはや彼等は会社の被用者でなければ、労働者でもない。であれば、退職後の合理的な選択としては、自己の利益のために、自己の有する会社に対する権利を行使するに決まっている。だから、受給額の減少という自己に不利益な要求を飲むわけがないのだ。

 そうなれば、企業として残された道は、年金債務を履行し続けるか、破綻処理するかのどちらかになろう。
 ネットでは、後者の支持者が多いようだ。

 ところで、我が国の航空行政の失敗は、ある面では、明らかに不採算の地方路線を作りたがり、国際競争力のない会社にしたのは、政治家の責任ともいえるとおもうのだが、その話も平行してやっていって欲しいとおもう。
  1. 2009/11/06(金) 17:22:08|
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