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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

キリスト教は排他的で独善的な宗教?

タイトルは、先日の小沢幹事長が各伝統仏教団体で作る全日本仏教会で発言したものだ。

 小沢さんは全日本仏教会会長の高野山真言宗管長に対して<仏教はあらゆるものを受け入れ、みんな仏になれる度量の大きい宗教だ>と述べて、仏教を持ち上げた。
 マスコミの報ずるように、選挙的な意味が大きいのだろう。

 余談だが、ただ、仏教のすべての宗派がみんながみんな仏になれると言っている訳ではない。
 私は小沢さんが言うところの一切衆生悉有佛性を信じているが、仏教にもそうとは思わない排他的な宗派ないし仏教系新宗教がある。みなさんもよくご存知の某教団もおそらくそうであろう。

 話を元に戻すと、確かに、小沢さんの<キリスト教が排他的で独善的>だとする発言は品位がない。同じ文脈でイスラム教のことも批判しているのもいただけない。彼らにしてみれば、余計なお世話だ、ということになろう。
 さすがに与党幹事長の発言としては適切ではなかった、というべきだ。

 そもそも善良な仏教徒は、他をおとしめてまで自分たちが持ち上げられることを潔しとしないだろう(だったら、葬式ビジネス業界になりかけている仏教界を批判してくれたほうがよかったですね・笑)。
 仏教徒の中にも、小沢さんのように他人の悪口を言うものや、他の宗教・宗派を邪教視するものがあるが、それは釈尊の生き方に反するおこないとして忌避されるべきだろう。

テーマ:政治のニュース - ジャンル:ニュース

  1. 2009/11/11(水) 19:43:13|
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民主党は相続税をどのように考えるか

 民主党政権は、相続税についても大きくその在り方を変えようとしています。ここでは、詳しく見ませんが、遺産取得税方式から遺産税方式にシフトチェンジすることが予想されます。

 そもそも、なぜ相続税をとられるのでしょうか。考えたことはありますか?

 人が亡くなれば、相続の資格を持つ者が財産を相続する。
 そのことは分かるとしても、なぜそこに税金がかせられなければならないのでしょうか。

 ヨーロッパやアメリカでは、よく相続税は、財産を背景とする地位の固定化を防ぐ機能がある、と説かれています。乱暴な言い方をすれば、親の築いた財産を相続することで、財産を食いつぶさないかぎり、半永久的にその家からボンボンが量産されては困るので、相続した財産に課税して、ボンボンの取り分を減らそうぜ、ということです。

 相続税に関しては、正当性を導くためのいくつかの見解がありますので、ここにご紹介しておきます。

 一つは、たとえば、たまたま親の死亡という偶然があっただけのことなのに、ただその子だからといって親の築いた財産をそっくりそのまま手にしてしまうのはおかしいのではないか。相続により得た財産は不労所得として、いわば所得税に類似した形で課税をしていくべきなのではないか、という考え方です。

 もう一つの考え方は、遺産は社会に還元されるべきだ、という考え方です。遺産を築いたのは、言うまでもなくその人の才覚によるところが大きいですが、社会が遺産を築いたという面も否定しがたいからです。

 民主党は後者の考え方を重視しているようです。
  1. 2009/11/11(水) 19:12:01|
  2. 政治
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