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Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

事業仕分けの検証を

 事業仕分けが終わって、仕分け人を務めた枝野幸男議員の義父が天下り法人(と言われているらしい)の理事をしていることが、一部週刊誌で報じられています。
 週刊新潮の記事によれば、枝野氏は、義父と同居しているものの、義父がそのような団体の理事を務めていることは知らなかったそうです。

 私は、事業仕分けそのものを批判するつもりはありません。やめろ、とまでは言うつもりはないです。
 官僚のプレゼン力が極めて低いことが分かっただけでも大きな収穫だといえるでしょう。(そりゃ、外圧に負けますって・笑)

 ただ、枝野氏の件は、私が前から書いているように、事業仕分けのすべてに判断のよりどころとなる基準がない、ということに通ずるようにおもいます。

 繰り返しになりますが、対象事業を選定する基準の不存在(全体の85の事業が今回、仕分けの対象にならなかったのはなぜ?)、仕分けをおこなう人間を選定する基準の不存在(他の地方議会でもいいのに、なぜ京都府議が仕分け人をやってるのか、仕分け人になぜ外国人を使わなければいけないのか…)の二つが、今回の事業仕分けで致命的な欠陥だと私は考えています。

 事業仕分けをする側に民間人をいれてもいいですが、彼等に利害関係がないのか、事前にチェックされているのでしょうか。
 仕分け人は、外国籍でもいいとして、たとえば、中国人が仕分け人を務めた場合、防衛にかかわる予算について口出しさせることが、この国の安全保障にとっていいこととは思えません。

 初めてのことだから…といわれればそれまでですが、きちんとした検証くらいはしてほしいものですね。

 私個人、仕分けがまず必要なのは政界だとおもっていますが(笑)。

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  1. 2009/11/30(月) 18:17:08|
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コストで国を論じていないか 事業仕分けが終わって

  わたしのように、事業仕分けに批判的な立場の人は決して多くはないようですが、冷静に見つめてきて思ったのは、事業仕分けで厳しい判定が下されたものの中には、事業そのものの必要性すら認められないものから、なぜ厳しい判定が下されたのかよく分からないものまで、さまざまあり、一緒くたに良い悪い、と言えないということです。

 それに、たとえば、事業仕分けにより、スパコン開発事業に厳しい意見がつけられたことに反発したノーベル化学賞受賞者の野依さんが、自民党本部で非難の声を上げるなどしましたから、事業仕分けに反発する者が、みな旧体制の人間で、官僚の仲間であるとひっくるめられてしまっていることも、この問題を語りにくくさせています。

 しかし各論部を見れば、たとえば、蓮舫氏などが自衛官の制服は他のアジア諸国から仕入れることでコスト削減すべし、としたのは、どう考えてもおかしいわけです。だって、そりゃ、中国製の制服にすれば、予算をカットできるかもしれないですが(国内縫製だと一着2万5000円、外国製にすると1万8000円で買えると仕分け人は言う。)、それまで国内産業に入っていたお金はみんな中国企業にいってしまうわけですから、予算カットで喜ぶのは、中国だけです。
 それに、自衛官の制服を他国に作らせることで、模造品が出回るリスクも大きくなります。

 このほか、温暖化対策と内需拡大の両面から効果が期待されていた一般家庭の省エネ設備導入支援も、「予算計上見送り」になりました。
 今年始まったばかりの政策ですが、評判も上々で申請件数はこれまでに10万件を越えていたのですが、これもコストがかかる、との理由でカットされることになりました。

 もっとも、上記の指摘に対して、「仕分けは最終決定ではない」という反論もあるでしょう。
 しかし、スパコンにしろなんにしろ、最後は政治的判断で決めるのであれば、あの事業仕分けはなんだったのか、と言いたいです。
 もし、そうであれば、はっきり申して、民主党のスキャンダル隠しのために、いわば目くらまし的にやっている、と言われてもやむを得ないとおもいますよ。

 後者の件に至っては、「CO2大幅削減」を掲げる鳩山首相の考えに逆行するものです。
 予算計上を見送る理由は、私が見るかぎり、明確なものがないように見受けられるのです。

 コストだけで国が論じられるのはどうも私としては違和感を覚えざるを得ません。
 それでは、民主党やその支持者が熱心に叩いてきた「マネタリスト」と何らかわりませんよ…

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  1. 2009/11/30(月) 18:01:40|
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