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温情主義との決別を - 年越し派遣村

 
             TBSラジオ「アクセス」という番組で,田中康夫氏が次のように述べていました。
 以下は,実際に田中氏が述べられたことと完全に一致するかは自信がありませんが,可能な限りご本人が述べられた言葉のとおりメモしたつもりです。

 年越し派遣村。12月31日の日に日比谷公園で湯浅誠さんが行ってんだけど,私も一緒に手伝って,で,そのときに,いや,こういうことがあるのが異常なんで,あの,次の年の暮れにはこういうことがないようにしたいね,っていう挨拶をして。

 一緒にテントを貼るのを手伝っているときに,若い人たちも来て手伝っているときに,「おい!テントの張り,もっとこうやって広げんだよ,こうやんだよっ」って言っているオジサンたちが三,四人いるんですよ。

 で,私はその背後にいるプロ労働組合活動家のオジサマなのかな,と思ってたの。
 そしたら,実はその人たちは,いわゆる企業から突然クビ切られたとかではなくて,日々,まあ,ハンバの様な仕事をしていて,で,そのときは,聞きつけて「どうも日比谷公園に行くとメシが食えるらしいぞ」って言って来た人だったのよ。

 でも,その人達も早くメシが食いたいから「俺も手伝ってやるぞ,テントの張り方ならOKだ」って言ってやってくれる・・・のではなくて,その人達はそう言ってただ見てるわけ。
 この人達は,当然,「俺達は虐げられているんだから,お前ら若造のなんかボランティアで来た奴らが,田中も含めて,おい張れよ」って感じなのね。

 で,午後になったら,共産党の志井委員長ってのがきて,「ふんふん,素晴らしい具合だなあ」って言って,「こういうことがあってはいかん」ってお帰りになったらしいんだけども・・・

 で,まあ,そのときに湯浅誠さんが思い描いている年越し派遣村とは違うような形に,その彼や彼の周りの純粋な思いとは違う形でどんどん歯車が動いて言ってしまう気がして,私は違和感を感じたんですね。

 そして,今日になってみると,鈴木宗男さん,そのほかの野党の人たちがみんな集まって,真面目な顔をしてその人達の話を聞く。
 そして,私たちは生活保護の申請をします,って言っている。

 でも私は生活保護をするのが悪いと言うわけではなくて,やはり働くチャンス,人々に公正な,私は社会的な公正と経済的自由を同時に達成すると言っています。
 でも,民主党の人たちは公平って言っているんですよ。
 でも,ボクは公正と公平って違う気がするのね。

 そしてその生活保護を受けるということ,を本当に困窮して,あるいは,本当に身体が不自由で,というわけではない形だと,それが多重債務のなかで自己破産すればマイペンライですよ,っていう弁護士の人たちがそういうことを言う人がいて,多重債務を自己破産していった人と同じような具合が来てしようがない。

 私のメモが分かりにくかったので,文章も分かりにくくなってすいません。
 ただ田中康夫氏の仰りたいことはなんとなく分かるんじゃないでしょうか。

 私は田中康夫氏を全面的に支持するつもりはありません。彼の言うことを全て正しいなんて思ったことはありません。
 しかし彼のいう「公平」と「公正」は違う,との意見には従来から大賛成でして,最近の日本ではどうもこの違いが分かっていないような人たちがやれ「公平」だと口うるさく言っているように感じられるのです。

 * * *

 コレに関連して少し気になっていることがあります。
 新自由主義を批判している論者の一部に見られる傾向なんですが,日本国内に広がる自己責任論を否定した上で,それを労働者の責任がないことの根拠に用いている人たちが増えている,ということです。
 つまり会社から解雇された者には責任はない。全て雇用者が悪いんだ,という人たちです。まるで「社畜くそったれ」「フリーター万歳」の時代が戻ってきたかのようです(笑)。

 私は自己責任論を盲信するつもりは一切ありませんし,そのことは私がネオリベラリストでない一つの証明でもあると思うんですが,私は時には労働者の責任を認める,あるいは,企業の責任を認めない場合もあって然りだと思っています。

 自己責任(遠巻きに言えば資本主義における「自助の原則」)を一切否定した上で,労働者の責任を一切認めず,企業の責任のみ追及するその姿勢は,私の目にはまるでマルキストが独占資本論を語っているかのように映ります。
(ただ私がよくやっている左右のイデオロギー批判も,元はといえばマルキストがよくやることなんですけどね・汗)

 今年はなんとなく,ワーキングシェアとか,ベーシックインカムだとかが流行語になりそうな予感がしてきました。
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tag : 派遣村 生活保護 マルキスト ベーシックインカム ワーキングシェア 日比谷公園

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09/01/31 ベーシック・インカム Part2

今回も引き続いて経済の勉強です。議論で重要なのは結論ではなくプロセスです。できれば読者の皆様と議論を深めたいと思っていますので、どうかお気軽にご遠慮なくコメントしてください。 ベーシック・インカムという次世代の社会保障制度について、これから少しずつ国民

comment

Secret

問題の本質は何処なんだか・・・

さて田中康夫さんに賛同するわけではありませんが
世間を騒がせた「ここに居る人間は真面目に働くつもりがあるのか」と偉い人が言ってましたね。
 私も正直同感です。本当に将来を考えてる30歳未満の若い人間が、何故立場が不安定な派遣や契約社員でいられるのかが不思議でなりません。
 再就職が厳しくやむなくその立場に、留まらざるを得ない30歳以上の人とは根本的に違い過ぎます。

 正直私も日雇い同然の工事現場での警備員業務とかもやってましたが、別にその時は【ツナギの仕事だから正社員になれるならなってしまえ】と思ってて、今は好きなジャンルの職業を選んで、正社員として現在仕事をしています。

「じゃあ、なんでもいいです」「とにかく働く場所がほしい」
じゃあなんで貴方達は寮を一方的に追い出されてから、【団結】しだしたり【デモ行進】をするんですか?
同じく一方的解雇通告を受けた人達の中には、すぐに団結して、雇い主の会社と交渉して不安の募る形ですが新年を暖かい自室で過ごしてますよ?

製造業に派遣を許可したから悪いのか? 答えはNO

じゃあ何が悪いのか、
契約社員(期間従業員)を保護すべき法が無い。
(契約を一方的に打ち切るならば、本来期間満了までに貰える額の8割を企業が支払うなど)
派遣社員の大量解雇を想定した雇用保険の枠組みも無い。(雇い主さんから切られた派遣社員は一ヵ月後じゃないと、会社都合の雇用保険はもらえないそうです)

派遣一人当たりのコストはパートやアルバイトよりも割高です、場合によっては正社員より高い単価を出してるのが雇う側です。
雇う側は【使い捨て】認識だから高くても文句を言いません(その代わり好きな時に切り捨てれるのが派遣社員)
じゃあその高い単価と少ない派遣社員の手取りの間に存在する、中間マージンには誰も言及しないのか?
今になって浮かび上がってる杜撰な法整備等など、

この問題の根幹にあるものは表層的に語れる部分ではなく、もっと奥底に眠っている気がします。
それも社会のみならず個人にまで深く根差してる問題ではないでしょうか?

マルクス主義とは

マルクシズムとはランドパワーが自らの中央集権志向(独裁志向)と法的規制で民を押さえ込むやり方を正当化するための方便として、そして国外の知識人を取り込んでシンパにするためのエサとして使われた宗教の一種であると私は思います。
それを盛んに発していた冷戦時代はランドパワーが最も安定していた時代であるともいえます。
逆に言えば独裁的、規制的でなければランドパワーは安定しないのです。
冷戦でソ連が敗北しても、ランドパワーのマルクシズム的手法は決してなくなることはありません。
普通選挙を行っていてもロシアはプーチン個人の独裁であり、ソ連時代末期に比べ現在は比較的安定しています。(米の金融危機の影響からは逃れられないようですが)
ここに世界中が民主化すれば世界はバラ色だと主張する米のリベラル勢力がハマりそうな落とし穴があります。
ランドパワーとシーパワーでは、おのずと国内が安定する政策が全く異なるのです。

生活保護とは元来、福祉政策の一環だったはずです。
それが米の金融危機→それを口実にした企業の首切り→メディアが同情「のみ」を煽る報道→結果、生活保護の失業対策費への変質化、になった感じがします。
派遣村には、実際に首を切られた人以上に大量に人が入り込んでいるという印象を私は拭えませんでした。
ここまでくると在日利権という言葉が脳に浮かんでくるのをなかなか抑制できません。
肉体労働を蔑み、働かずに食っていける身分こそ最高であるとする儒教ランドパワーの匂いがします。
ネット右翼などはこれで在日を追い出せとかよく主張しますが、実質的には無理があります。
在日を「日本の犬」として大陸や半島への工作員として逆に利用するぐらいの発想が必要なのではないでしょうか?

代弁して貰っているよう・・・♪

くるくるさん、こんばんは~♪

私も、同感の思いです。

派遣切りされた中には、其々の事情。
寧ろ、自分から選択し会社を辞めた人も多い事を思うに、一括りで、この問題を片づけて欲しくないものです。

「可哀想」だけでは、問題が解決しないことを・・・。


一部で云われる、派遣切りを、
政治利用したり、政争の道具にするのは言語道断で、

もう少し冷静に・・・党派を超え、将来の雇用制度を考え及んで頂きたいと思う。
と同時に、私自身も、過度な情報に惑わされぬよう~努めていかなければと自戒している所です。

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何分にも、思慮深くないもので・・・

akiさん Re: 問題の本質は何処なんだか・・・

 こんばんはー

> 世間を騒がせた「ここに居る人間は真面目に働くつもりがあるのか」と偉い人が言ってましたね。

 坂本哲志総務政務官のことですね。
 
>  私も正直同感です。本当に将来を考えてる30歳未満の若い人間が、何故立場が不安定な派遣や契約社員でいられるのかが不思議でなりません。
>  再就職が厳しくやむなくその立場に、留まらざるを得ない30歳以上の人とは根本的に違い過ぎます。

 私もakiさんと同様の考えを支持しています。
 例えば50歳くらいの人が,いわゆる「派遣切り」にあった場合,おそらく再就職のための特別な支援なしには,再就職は事実上不可能に近いだろう,と考えています。
 20代が再就職するのと50代では全く違いますからね。

 したがって,一緒くたに元派遣労働者を批判するのは適当ではないだろうと考えています。

> 「じゃあ、なんでもいいです」「とにかく働く場所がほしい」
> じゃあなんで貴方達は寮を一方的に追い出されてから、【団結】しだしたり【デモ行進】をするんですか?
> 同じく一方的解雇通告を受けた人達の中には、すぐに団結して、雇い主の会社と交渉して不安の募る形ですが,新年を暖かい自室で過ごしてますよ?

 仰るように,私も彼らの目的が分からないのです。
 彼らの希望していることは,再び職に就くことであると理解していましたが,やっていることがどうもその目的から逸脱しているように見受けられるのです。
 普通ならば,akiさんがご指摘してくださったように,相手方と交渉するなどして,合理的に相手から妥協を引き出すような行動をとると思います。

> 契約社員(期間従業員)を保護すべき法が無い。

 全く仰るとおりですね。彼らに対するセーフティネットが整備されておらず,非正規労働者が法的に不安定な立場に置かれている,ということは前々から指摘されていましたね。
 その意味では,「制度として」今回の派遣切りが許されてしまっていた,とも言えます。

 むろん内定打ち切りや期間満了前の契約解除などは,現行法上も大問題ですけどね。

> 雇う側は【使い捨て】認識だから高くても文句を言いません(その代わり好きな時に切り捨てれるのが派遣社員)

 仰るとおりです。よく言われることですが,要は「非正規社員は正社員を辞めさせないための社員である」ということですね。
 そのことは,派遣労働者の側も認識していたハズだと思っていたのですが,実際はどうだったんでしょうね。

> じゃあその高い単価と少ない派遣社員の手取りの間に存在する、中間マージンには誰も言及しないのか?

 至極もっともです!その問題はもっと言及されて然るべきですよね。本当に!!

> それも社会のみならず個人にまで深く根差してる問題ではないでしょうか?

 今だからこうやって多くの批判が上がっていますが,当時はどうだったのか,というと実際は賛否両論あったと思います。
 しかしいずれにしましても,なぜ杜撰な法整備の状態が長らく許されてきたのか,ということはもう少し問題視してもいいと考えます。

WIZARD03さん Re: マルクス主義とは

 こんばんはー

> マルクシズムとはランドパワーが自らの中央集権志向(独裁志向)と法的規制で民を押さえ込むやり方を正当化するための方便として、そして国外の知識人を取り込んでシンパにするためのエサとして使われた宗教の一種であると私は思います。

 賛成です。私もMarxismは今日における新興宗教だと思っていますし,新自由主義も私にしてみれば,Marxismが米国的に取り込まれていった結果だと考えています。結局は同じ穴の狢,そう考えています。

> 普通選挙を行っていてもロシアはプーチン個人の独裁であり、ソ連時代末期に比べ現在は比較的安定しています。(米の金融危機の影響からは逃れられないようですが)

 ウォルト(たぶん)もそのような主張をしていたと思います。文献を思い出したら,ぜひご紹介させていただきます(あ~思い出せない・涙)。
 私も仰ることに賛成です。

> ここに世界中が民主化すれば世界はバラ色だと主張する米のリベラル勢力がハマりそうな落とし穴があります。
> ランドパワーとシーパワーでは、おのずと国内が安定する政策が全く異なるのです。

 例えば,ブッシュも「日本で成功した民主化なんだから,イラクでも民主化したらサイコーだぜ!」と勘違いして突っ走っちゃったところがありますよね。

 ちなみに,似たようなことはビル・クリントンも言っていましたよね。
 共和党も民主党も実は一緒で,アメリカ人はどこか自分たちのアメリカン・デモクラシーへの過信があるようで,これが大陸勢力にも通用すると,どうも勘違いしているようなところがあります。

 ヒラリーのほうは,旦那の失敗を見ていますから,先日<外交政策は理念と現実の結合であって,硬直化したイデオロギーに基づくものであってはならない>などと述べており,英国で少しばかり勉強してきたご様子です(笑)。

> それが米の金融危機→それを口実にした企業の首切り→メディアが同情「のみ」を煽る報道→結果、生活保護の失業対策費への変質化、になった感じがします。

 なるほど!そのように時系列的に考えると捉えやすいですよね。
 おそらく既にWIZARD03さんがご指摘くださったことだと思いますが,私は<それを口実にした企業の首切り>の部分にマスメディアが十分に切り込んでいけなかった点が全ての元凶だったのかなあ,と思っています。

 そのため,いつの間にか,「派遣切り」の存在が「貧困」というイデオロジカルな概念に置き換えられてしまった,と思うのです。
 「貧困」に置き換えられてしまったため,「派遣切り」の人や契約期間満了前に契約をキャンセルされた期間社員,内定打ち切りの人たちがゴチャゴチャにされてしまい,かえって問題の本質を見失うことに繋がってしまいました。
 おかげでその問題の本質の曖昧さに,日本共産党やら,よく分からん運動家が関わってきて,本来のあるべき支援・救済のありかたを誰も指摘できない状態になってしまっています。

> 派遣村には、実際に首を切られた人以上に大量に人が入り込んでいるという印象を私は拭えませんでした。

 NHKの調査では,「日雇いを含めた派遣労働者」が全体の40%だったそうですが,さて残りの6割はいったいなんだったんでしょうね(汗)。
 
> ここまでくると在日利権という言葉が脳に浮かんでくるのをなかなか抑制できません。肉体労働を蔑み、働かずに食っていける身分こそ最高であるとする儒教ランドパワーの匂いがします。

 私は一連の動きを見ていて,「中国の臭い」を感じ取りました。
 ですから,WIZARD03さんがランドパワーの匂いがする,と仰った理由がすごくよく分かるのです。

> ネット右翼などはこれで在日を追い出せとかよく主張しますが、実質的には無理があります。
> 在日を「日本の犬」として大陸や半島への工作員として逆に利用するぐらいの発想が必要なのではないでしょうか?

 それこそ彼のよく言う「愛国者」のあるべき姿かもしれませんね(笑)。
 彼らはせっかく中国や韓国という隣国に興味を持っているのですから,海洋勢力と大陸勢力の違いをもっと意識して,日本との「質的な」違いを冷静に考察できるようになって欲しいものです。
 「在日は帰れ~」とか,「支那人は帰れ~」とか,彼らは今のところ短絡的な主義主張,しかも結局は9条盲信者と変わらぬ理想を説くに止まっていますが,そういった「既成右翼」の縛りがなくなれば,なかなか良いrealistになれると思います(ただネット右翼からの反動で,一気に左翼化しちゃう人も多いみたいですが・・・。日本は左右の振り子が大きすぎるんですよね・汗)。
 

reikoさん Re: 代弁して貰っているよう・・・♪

> くるくるさん、こんばんは~♪

 ご丁寧にありがとうございます。こんばんはー♪

> 派遣切りされた中には、其々の事情。寧ろ、自分から選択し会社を辞めた人も多い事を思うに、一括りで、この問題を片づけて欲しくないものです。

 仰るとおりです。私もその点には気をつけたいと思っています。
 中には,「もう一度一生懸命働きたい」と思って頑張っている人たちもいるでしょう。私もそういったかたがたを精一杯支援させていただきたいと思っています。

> 「可哀想」だけでは、問題が解決しないことを・・・。

 reikoさんの仰るとおりです。
 ことさら派遣村ばかりを批判してもいけないと思っています。
 おそらく実行委の長をやっていた湯浅誠氏だって,最初はもっとクリーンな,これほどまでに政治色が全面に押し出された派遣村など組織するつもりはなかったんじゃないかな,なんて少し同情していたりもします(私自身,湯浅氏のことはあまり知りませんので,実際にどういったことをしてきたかたなのかは存じ上げないのですが)。

> 一部で云われる、派遣切りを、政治利用したり、政争の道具にするのは言語道断で、もう少し冷静に・・・党派を超え、将来の雇用制度を考え及んで頂きたいと思う。

 うんうん!私も同感です。
 元派遣労働者を政争の具に使いたがっている一部の政治屋がやっていることは,おそらく元派遣労働者の人たちの可能性をかえって狭めているように感じます。
 結局,彼らを選挙に使いたがっているだけだし,本気で彼らの支援をしたいと思っているのならば,どこぞの議員のように「非正規労働者を全員正規労働者にさせろ」などとは言えないでしょう(そんなことしたら,派遣切りが加速しちゃいますよね)。

> と同時に、私自身も、過度な情報に惑わされぬよう~努めていかなければと自戒している所です。

 私もです♪

> 何分にも、思慮深くないもので・・・

 いえいえ。本当に貴重なご意見を賜りまして,感謝感謝なんですよ!ありがとうございます!!

くるくるさん こんにちは。

一自治体に集団で押し掛けるなどやり方が異常過ぎます。

過剰な温情主義・・・・これって私のことかな^^;
どこまでが労働者の責任なのか、ラインをどこで引いたらいいでしょう。

上記のお話にありましたが、
中間マージン搾取(あえて搾取と表現します)について語っている人が少ないですね。

http://news.ohmynews.co.jp/news/20080113/19626
>「契約金額に一定率をかける」とする事業所の掛け率は、
>「掛け率60~79%」とする事業所の割合が50.8%と過半数を占め、
>以下、「掛け率80%以上」(20.3%)、「掛け率200~39%」(15.3%)と続きます。

手数料(マージン)の設定にに法律的な縛りがありません。
私が「派遣はやくざ商売」と唾棄する一番大きな理由です。
知り合いに派遣会社の元営業マンがいまして、実態を聞くほどに「これでは牛馬も同然」だと思いました。
しかも派遣会社の営業を契約社員がやっているという現実。
数字を上げても営業マンには還元されないシステム。
幸いこの方は営業力をお持ちでしたので40代にして他社にヘッドハンティングされました。
派遣制度を今後も継続するなら、企業にも派遣会社にも、法的縛りを掛けるしかないと思います。

※派遣として三年以上同じ職場や職務で継続雇用された場合は、派遣先で(本人の希望があれば)直接雇用すべし(派遣法0条の3~5・・・26業種やプロジェクト業務は制限を受けません)

実際はどうかと言いますと、派遣として契約は継続するものの、直接雇用は見送らせてほしいと剣もホロロ。
派遣法とは言うものの、企業側への罰則などが規定されておりません。
派遣から正社員雇用、直接雇用の道はとても狭いようですね。

鴻さん♪ Re: タイトルなし

> くるくるさん こんにちは。

 ご丁寧にありがとうございます。こんばんはー

> 過剰な温情主義・・・・これって私のことかな^^;
> どこまでが労働者の責任なのか、ラインをどこで引いたらいいでしょう。

 いえいえ。そんなことはないです。
 温情主義という批判の矛先は今回の厚労省に向けております。

 そして,私の言う労働者の責任というのは,やむにやまれず正社員の道を歩まなかった人を除く元派遣労働者のかたに対して,「派遣労働のリスクを理解してこの道を選んだ」ことを根拠に「責任がある」と申し上げています。
 ですから,上でakiさんとの間で述べましたように,例えば,50歳くらいの元派遣労働者に対しては,労働者の責任を追及するわけにはいきませんから,20代の元派遣労働者とは別異の対応を講ずるべきだと私は考えています。

> 中間マージン搾取(あえて搾取と表現します)について語っている人が少ないですね。
> 手数料(マージン)の設定にに法律的な縛りがありません。

 議論は,そもそも法律で規律できることなのか,あるいは,法律でどこまで規律できるのか,という点に集約されてくるでしょう(そもそもこうなる前に政治家たちの間で議論しておいて欲しかった・涙)。

 私個人もmarginの問題は深刻であるとの認識をもっています。鴻さんが仰るように「搾取」と言っても過言ではない状況ですからね。

 これに関連して,さらに深刻なのは,派遣労働者が提供された寮などに住んでいる場合です。
 こういう場合,派遣労働者は,派遣会社によって寮に関係する諸費用(寮費・家具レンタル・公共料金など)が給与からひかれちゃいますから,最終的な手取りが5万円くらいになってしまうかたも出てきますよね(実態はこういう人のほうが多いでしょう)。
 これじゃあ,貯蓄すらできない。一部では貯蓄しなかったのは自己責任だという意見もありますが,そうは必ずしも言い難い状況が現に広がっていますよね。

> 私が「派遣はやくざ商売」と唾棄する一番大きな理由です。

 仰るとおり。そう言っても良いと思いますよ。
 歴史的に見ても,今のような派遣会社が出てくる前は,こういう派遣業をやっていたのは,まあ,そういった勢力(ぼんやりと言っておきます・笑)がやっていたんですよね。

> 派遣制度を今後も継続するなら、企業にも派遣会社にも、法的縛りを掛けるしかないと思います。

 派遣労働者の法的な地位の安定を目指すための法的措置の必要性については,私も賛成します。

 もっとも鴻さんが既に述べられたように,私は派遣先の企業よりも,派遣会社のほうにより深刻な問題があるような気がしてなりません。
 日本共産党が前からやっているような,TOYOTAざけんな!と叫ぶばかりでは,意味がなく,派遣会社にも法的な責任を認めていく方向で調整しなければ,この問題はたぶん解決されないと思います。
 なぜかマスメディアは派遣先ばかりに目が向いています。ですが,一方で,派遣元の問題点を指摘する声はそう大きくはありません。

> 実際はどうかと言いますと、派遣として契約は継続するものの、直接雇用は見送らせてほしいと剣もホロロ。派遣法とは言うものの、企業側への罰則などが規定されておりません。
> 派遣から正社員雇用、直接雇用の道はとても狭いようですね。

 ただ,まあ,企業の側も賃金原資に限りがありますから,なかなか正規社員として彼らを迎え入れるには無理がありますよね。

 今でこそ,労組を中心に「非正規労働者を正規化せよ」と言う人が増えましたが,少し前の連合もそうですが,そもそも派遣労働者を正規化するなんてことを考えていた人は僅かだったと思います(現行法もおそらくそうでしょう)。

 ただ鴻さんの仰ることも良く分かります。
 結局,一連の問題の根本にあるのは法律の欠缺あるいは欠陥なんでしょうね。

 派遣法にしてみても,派遣労働者に対する安全網が整備されていないことが最大の問題で,より平易に言うと,「派遣切り」の後のことを,法律は何も考えていない。切られたらおしまい,後はしらねえ,の状態なんですよね。
 もちろんまだ若ければ,「派遣切り」の対象になっても,いくらでも働く場所はあるわけです。
 しかし40,50となれば,専門的な資格を持っていた場合は別ですが,ほとんどの場合は再就職なんてできっこないわけで,そういう人たちが路頭に迷う事態は十分に予測可能ですよね。

 ところで,私は今回の連合を強く非難したいのです。
 春闘でベースアップを求めたでしょ?連合が。
 あれこそ派遣労働者を追い詰めることに外ならないと思います。どこまでエゴイストなんでしょう?あの人達は・・・
 先日,連合の高木さんが派遣労働者の地位向上をサボってきたことを謝罪したばかりなのに,結局,彼らも既得利権から離れられない点では,ダメのダメダメだと思います。
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