FC2ブログ

Il testimone...

人生朝露の如し 一日を大切に記していきます

民主党は相続税をどのように考えるか

 民主党政権は、相続税についても大きくその在り方を変えようとしています。ここでは、詳しく見ませんが、遺産取得税方式から遺産税方式にシフトチェンジすることが予想されます。

 そもそも、なぜ相続税をとられるのでしょうか。考えたことはありますか?

 人が亡くなれば、相続の資格を持つ者が財産を相続する。
 そのことは分かるとしても、なぜそこに税金がかせられなければならないのでしょうか。

 ヨーロッパやアメリカでは、よく相続税は、財産を背景とする地位の固定化を防ぐ機能がある、と説かれています。乱暴な言い方をすれば、親の築いた財産を相続することで、財産を食いつぶさないかぎり、半永久的にその家からボンボンが量産されては困るので、相続した財産に課税して、ボンボンの取り分を減らそうぜ、ということです。

 相続税に関しては、正当性を導くためのいくつかの見解がありますので、ここにご紹介しておきます。

 一つは、たとえば、たまたま親の死亡という偶然があっただけのことなのに、ただその子だからといって親の築いた財産をそっくりそのまま手にしてしまうのはおかしいのではないか。相続により得た財産は不労所得として、いわば所得税に類似した形で課税をしていくべきなのではないか、という考え方です。

 もう一つの考え方は、遺産は社会に還元されるべきだ、という考え方です。遺産を築いたのは、言うまでもなくその人の才覚によるところが大きいですが、社会が遺産を築いたという面も否定しがたいからです。

 民主党は後者の考え方を重視しているようです。
関連記事
  1. 2009/11/11(水) 19:12:01|
  2. 政治
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<キリスト教は排他的で独善的な宗教? | ホーム | 子ども手当:持つべきものは子?>>

コメント

No title

>遺産は社会に還元されるべきだ

 故人の方のお考えならば納得は出来ますが・・・・・・・
  1. 2009/11/16(月) 04:27:45 |
  2. URL |
  3. usakaze #-
  4. [ 編集]

>usakazeさん

> >遺産は社会に還元されるべきだ

 もともとこの考え方は、日本の戦前からのものです。
 敗戦後、占領軍が現在の遺産取得税方式にしました。民主党の動きは、ある意味では戦前回帰的ですが、もっともな部分もあるのです。

 私も遺産の一部は社会に還元されてしかるべきだと考えています。その意味では、民主党のやろうとする相続税の改革は正しい方向だとおもいます。
  1. 2009/11/18(水) 20:25:25 |
  2. URL |
  3. くるくる #0S.Kwhuo
  4. [ 編集]

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://macrcr.blog28.fc2.com/tb.php/257-ede69894
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)